合組 と 単一品種

我々が扱っている商品「YABUKITA」「OKUMIDORI」「SAMIDORI
これらは全て茶の品種名です。
品種名を冠した商品はその名の通り単一の品種で作られています。

一方、茶屋で販売されている抹茶の多くはいくつかの品種を混ぜて作られています。
この混ぜる作業を「合組(ごうぐみ)」と呼びます。

合組を行う目的は

 ・それぞれの茶が引き立て合う、あるいは補い合うことで品質を向上させる。
 ・同じ畑でも年毎に品質が違うため、混ぜ合わせることで品質を安定させる。
 ・多くの茶葉を原料とすることで各銘柄の全体量を確保し、品質を安定させる。

要は販売している商品の品質を向上させ、毎年あるいは毎回の差がないように安定させる。
これが大きな目的です。

 

では単一品種の良さはどこか。

・合組品に比べ個性を感じることができる楽しさ。
 ・購入する際、品種イメージで選ぶことができるため分かりやすい。

といった感じでしょうか。

 品種にはそれぞれ個性があり、当然、抹茶に向く品種とそうでもない品種が存在します。
しかし、生産家にとっては高級品種だけを栽培することは現実的ではないのです。
品種の個性とは内質だけでなく、発芽の時期や摘採適期、病虫害耐性といった栽培個性も存在します。
自園の茶樹を全て同一品種にしてしまうと摘採時期は被る、病虫害があった際には全滅の可能性があるなど問題が発生します。

そんな中で、生産家は高級品種とされない品種でも大切に育てている訳です。
だったらどんな品種も主役にしようということで我々は単一品種でスタートを切りました。
単一品種といっても同じ品種で合組を行いバランス調整しています。
でないと共にやっている意味がありません

また近いうちに、合組を行った製品の発表もあるかと思います。
合組or単一品種、どちらが良いかではなくそれぞれの楽しみ方を理解し選んでいただけると幸いです。

GARI